今や私たちの生活必需品と言っても過言ではないスマートフォン。
その月額料金が高い!と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
毎月必ず掛かる費用こそ、安く抑えたいですよね。
「必要以上に料金を払っているのでは?」
「そもそも月額料金の内訳がわかりにくい」
とお困りの方へ、本記事では以下について、元ケータイショップ販売員が分かりやすく解説していきます。
・月額料金の平均
・スマホ代の内訳
・料金を見直すポイント
みんなの月額料金は?平均はいくら?
料金を見直す前にまず、世の中の皆様はどれくらい月額料金を払っているのか見ていきましょう。
MMD研究所(Mobile Marketing Deta Labo)が発表した「2019年スマートフォンの料金に関する調査」によると、大手通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用する方では平均8,451円、格安SIMを利用する方では2,753円という結果でした。
※大手3キャリア利用者(参考:2019年スマートフォンの料金に関する調査)
こうして見ると、4割以上の方が5,000~9,000円に集中しています。
毎月9,000円以上支払っている方は料金が高い!と思っていいかも知れません。
スマホ代の内訳は?
複雑に思われがちなスマホ代の中身ですが、大きく5つの要素に分けられます。
順番に見ていきましょう。細かい料金や見直すポイントは後ほど解説していきます。
通話プラン
料金の一番基本となる部分で、大手通信キャリアでは約1,000円の基本プランに入る必要があります。
また、毎月の通話時間が多い場合には追加で「かけ放題プラン」を選ぶことも出来ます。
ただ、近年では「LINE」や「Skype」アプリを利用して通話する方も多いと思いますので、かけ放題にする必要性は低いかもしれません。
データプラン
スマホ代の中で特に重要な要素の一つです。
Webサイトや、SNS、動画を閲覧・視聴するために必要なプランで、データ通信量ごとに料金が設定されています。
自分の毎月のデータ通信量に合ったプランになっているか、使用量を減らして安いプランにするか、考える必要があります。
オプション
一つ一つの料金は安いですがバカにならないのがオプションです。
留守電サービスや、スマホ本体の保険、セキュリティなど様々なものがありますが、本当に必要なものだけ入っているのか、確認する必要がありますね。
本体代金(分割払いの場合)
スマホ本体を分割払いで購入した場合、プラン料金に加えて本体代金が毎月乗ってきます。
高額機種になると毎月4,000円以上掛かる場合もあり、月額料金の半分近く占める大きな要素となります。
資金に余裕がある場合は最初に一括で本体を購入することをオススメします。
その他(まとめて支払い)
スマホ販売員時代、料金が高いとご相談いただいた際にたまにいらっしゃったのが「まとめて支払い」を利用しているお客様です。
「まとめて支払い」とは、オンラインショッピングなどで料金を支払う際、スマホ代と合わせて料金を支払う事が出来るサービスです。
その場で支払う必要がないので楽ですが、いざ請求が来るとビックリするほど使ってしまっていた、、、というケースも少なくないので利用の際は注意しましょう。
料金を見直すポイント
プランの内訳ごとに、見直すポイントを見ていきましょう。
通話プランは適切か
結論、一番節約する方法はなるべくLINE通話等を活用し、出来る限りかけ放題に入らない事です。
通信キャリアの通話料金は基本的に20円/30秒(税抜)かかります。
どうしても通話を沢山する場合には「かけ放題プラン」に入ることをオススメしますが、ほとんどの場合は基本プランのみで十分です。
かけ放題プランの目安料金は以下になります。
この様にかけ放題プランを利用している方も、1回5分以内の通話が多いのであれば「準かけ放題プラン」にすることで毎月1,000円の節約になります。
反対に、1回5分以上の通話が毎月45分以上ある場合はかけ放題プランを選んだほうがお得になります。
しかし冒頭お伝えした通り、LINE等の無料通話を活用し、かけ放題プランには加入しないことを強くオススメします。
データプランは適切か
2020年9月現在、大手3キャリアのデータプランは大容量プランと段階制プランの2種類に分けられます。
毎月ほとんどデータ通信をしない人は段階制プランがお得ですが、ある程度動画やSNSを見る場合は大容量プランの方が安くなる場合があります。
例えばソフトバンクの場合は、毎月2GB以上使用するなら大容量プランの方がお得になります。
同料金で使えるデータ量が約25倍になるので断然大容量プランがいいですね。
自分のデータ通信量に合わせて最適なプランを選んでみましょう。
不用なオプションはついてないか
お店で契約した際につけられたオプションがまだ残っていないか確認してみましょう。
本当に必要な場合は残してもいいですが、不要な場合は即座に解除した方がいいです。
代表的なオプションと目安料金は以下の通りです。
※オプション名はキャリアにより異なります。
まとめ
- スマホ代毎月9,000円以上は高い!
- スマホ代の内訳は通話・データ・オプション・本体・その他
- 通話プラン・データプラン・オプションを見直して節約しよう
スマホは今や絶対に手放せない存在。
だからこそ、毎月の料金を抑えて気兼ねなく使いたいですね。
自分の契約状況と使い方を確認して、最適なプランを選んでみましょう。
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