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【重要】大手キャリアでSIMのみ契約をしてはいけない3つの理由

スマートフォンの契約方法も多様化している現代。

ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリア以外にも、MVNOなどの格安SIM会社が世の中に溢れています。

大手キャリアでもSIMカードのみの契約はできますが、元スマホ販売員の筆者からするとあまりオススメできません。

この記事でわかる事

・スマホ契約のしくみ
・大手キャリアでSIMのみ契約をしてはいけない理由
・オススメのスマホ契約方法

この記事を読めば、スマホの基本的な契約の仕方から、オトクに使うためのオススメ契約方法が分かります。

スマホの契約は「本体+SIMカード」が基本

そもそも、スマホはどういう仕組みで契約しているのか、基本的な考え方を見ていきましょう。

スマホを契約する場合、一般的には「スマホ本体+SIMカード」の組み合わせで契約します。

スマホは、本体に通信会社のSIMカードを挿すことで電話やメール、インターネット接続が出来る様になります。
(SIMカードがなくてもWi-Fiに接続すればインターネット接続はできますが)

大手通信キャリアでは、このスマホ本体とSIMカードをセットで契約する事が一般的です。

しかし、2020年現在ではスマホ本体だけ、SIMカードだけを販売する業者が増えたことによってそれぞれ別々で契約するパターンが増えてきました。

  • パターン①:大手キャリアのスマホ本体+格安SIMカード
  • パターン②:SIMフリースマホ+大手キャリアのSIMカード

別々に契約する場合、上記2パターンが多いですが、

パターン②「SIMフリースマホ+大手キャリアのSIMカード」はオススメできません。

次の章ではオススメできない理由を具体的に解説していきます。

大手キャリアでSIMのみ契約をしてはいけない3つの理由

ここでは大手キャリアでSIMのみ契約をしてはいけない3つの理由について解説します。

オススメできない理由

1.プラン料金が高い
2.キャッシュバックが少ない
3.スマホ本体の保証が付かない

1.プラン料金が高い

スマホ本体とSIMカードを別々で契約するメリットは、通信会社を自由に選ぶことで利用料金を安く抑えられることです。

しかし、このSIMカードを大手通信キャリアで契約してしまっては、わざわざ高いプランのSIMカードを選んでしまっていることになります。

  ブランド 月額基本料金
(通話+データ)
データ量/月
大手キャリア ドコモ 7,150円 30GB
au 7,480円 30GB
ソフトバンク 7,480円 50GB
格安SIM ワイモバイル 3,680円 10GB
UQモバイル 2,980円 10GB
LINEモバイル 2,200円 6GB

※大手キャリア:一般的な大容量プランの場合
※格安SIM:各ブランドのミドルクラスプランの場合

この様に大手キャリアと格安SIMの間には平均約4,500円もの金額差があります。

自由にSIMカードが選べるなかで、プラン料金の高い大手キャリアのSIMカードを選ぶことはオススメできません。

大手キャリアにもデータ使用量が少ない方向けのプラン(段階制プラン)はありますが、2GB以上使用するなら大容量プランの方がオトクです。

5GB・10GB使いたいという方にはあまり優しくないプラン設計になっています。

2.キャッシュバックが少ない

大手キャリアでは、スマホを契約するとキャッシュバックがもらえる事がありますが、あれはスマホ本体+SIMカードをセットで購入した場合に限ります。

SIMカード単体でもキャッシュバックが付く場合がありますが、スマホ本体よりもらえる金額が少なく、最悪0円という場合もあります。

契約方法 キャッシュバック金額目安
スマホ本体+SIM 20,000円
SIMカードのみ 0~5,000円程度

ちなみに、2019年10月に改正された電気通信事業法により、通信キャリアが付与できるキャッシュバックの上限は20,000円までに制限されています。

昔は5万円・10万円還元などものすごい金額のキャッシュバック競争がありましたが、国から規制された今では大手キャリアで契約するうまみはあまりないです。

3.スマホ本体の保証がつかない

大手通信キャリアでスマホを契約するメリットの一つに、スマホ本体の保証サービスがあります。

  • スマホの画面が割れてしまった
  • 盗難・紛失がおきた
  • 水没させてしまった

このような場合にスマホ本体を無料交換・もしくは格安料金で新品と交換できるサービスですが、

自社以外で購入したスマホ本体の場合、保証の対象外となります。

そもそも保証サービス自体に加入する事ができないので、

本体とSIMカードを別々に契約するのであれば、格安SIMカードの契約をオススメします。

オススメのスマホ契約方法

最後に、オススメのスマホ契約方法をパターン別に紹介します。

オススメのスマホ契約方法

パターン①:最新機種を使いたい
→大手キャリアで本体のみ+格安SIMカードを契約

パターン②:最新じゃなくていいから機種代を安く抑えたい
→格安SIM会社でスマホ本体+SIMカードをセットで契約

パターン③:今後も色々な会社のSIMを契約したい
→SIMフリースマホ+格安SIMカードを契約

パターン①:最新機種を使いたい

最新のiPhoneや、高性能のandroid機種を使いたい場合、

大手キャリアでスマホ本体だけを購入し、格安SIM会社でSIMカードのみ契約がオススメです。

最新機種は基本的に大手キャリアでしか販売されておらず、格安SIM会社で販売されているのは1~2世代以上前の型落ち機種か、廉価版の機種のみです。

さらに、大手キャリアでスマホ本体を契約するメリットとして、分割購入が出来ることが挙げられます。

最新機種でも24・48回分割で購入する事が出来るので、初期費用を抑えて最新機種を使う事が出来ます。

大手キャリアオンラインショップ

・ドコモの最新機種一覧はこちら
・auの最新機種一覧はこちら
・ソフトバンクの最新機種一覧はこちら

パターン②:最新でなくていいから機種代を安く抑えたい

少しでも機種代金を抑えたい場合、格安SIM会社でスマホ本体+SIMカードをセットで契約する事をオススメします。

最新機種はありませんが、何世代か前のiPhoneや、廉価版のandroidを格安で購入する事が出来ます。

とにかく安く抑えたい場合は格安SIMでまとめるのが一番良いです。

iPhoneSEもある格安SIMブランド

・ワイモバイルオンラインショップはこちら
・UQモバイルオンラインショップはこちら

パターン③:今後も色々な会社のSIMを契約したい

今後も様々な格安SIM会社に乗り換えていきたい場合、SIMフリースマホ+格安SIM会社のSIMカード契約がオススメです。

格安SIM会社でもSIMフリースマホを販売している業者もあるので、確認してみてください。

SIMフリースマホオンラインショップ

・LINEモバイルオンラインショップはこちら
・mineoオンラインショップはこちら
・Rakutenモバイルオンラインショップはこちら

まとめ

  • スマホは本体+SIMカードを契約すると使う事が出来る
  • 大手キャリアでSIMカードのみ契約は高い・キャッシュバック低い・保証なし
  • 使いたい端末+格安SIMカードの組み合わせがオススメ

2019年10月の電気通信事業法改正により、大手キャリアでも移動機単体販売(スマホ本体だけの販売)がされるようになりました。

自分の使いたい機種を、オトクなプランの格安SIM会社でより使いやすくなった今、

自分に合った使い方を考え直してみてはいかがでしょうか。

 

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