生活費の中でも大きな部分も占めるスマートフォンの月額料金。
「スマホ代を簡単に安くする方法はないの?」
「今すぐスマホ代を節約したい」
とお悩みのあなたへ、本記事では
簡単にスマホの料金を安くすることが出来る4つの方法を解説していきます。
毎月絶対に掛かる費用だからこそ、出来るだけ安く抑えたいですよね。
そんな方の為に、元ケータイショップ販売員の筆者がわかりやすく解説させていただきます。
スマホ代を安くするには?
結論から言うと、スマホ代を安くするには4つの方法があります。
- 料金プランを見直す
- 家族割引を適用する
- インターネット回線のセット割を適用する
- 格安SIMにのりかえる
これらを分類すると、2つのカテゴリに分けられます。
①今の通信キャリアのまま安くする
②通信キャリアを変えて安くする
今の通信キャリアのまま料金を安く出来たほうが比較的楽に変えられますし、気持ち的なハードルも低いです。
逆に、思い切って通信キャリアを変えるのは少し抵抗があるかも知れませんが、劇的に料金を安くすることが出来ます。
今の自分に合った方法はどれなのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。
今の通信キャリアのまま安くしたい
比較的ハードルが低く、今すぐにでも出来る方法です。
料金プランを見直してみよう
まずは今の料金プランが最適なものになっているか、必要以上のお金を払っていないか確認してみましょう。
例えば、通話プランを見直すだけで毎月800~1,800円の節約になる場合もあります。
その他にも、データプラン・オプションなど見直せる箇所は沢山あるので、
請求書やスマホアプリなどで自分の月額量金の内訳を詳しく見てみましょう。
プランの内訳などの詳しいことはこちらの記事に詳しく書いてあるので合わせて読んでみてください。
「家族割」を適用させよう
簡単にスマホ代を安くするには、家族で同じ通信キャリアに統一する事が一番いいです。
家族みんなでドコモ、家族みんなでau、といった具合ですね。
そうすることによって家族割を適用させることが出来、
人数に応じて一人当たり毎月500円~2,000円の割引を受けることが出来ます。
自分だけでなく家族みんなが安くなるので、やらない手はないですよね。
さらに、同居している家族だけではなく、離れて暮らすご家族も割引の対象になるので、家族みんなでトクする事が出来ます。
大手通信キャリアの家族割例は以下の通りです。
通信キャリア | キャンペーン名 | 対象 | 割引金額 2名 |
割引金額 3名 |
割引金額 4名以上 |
ドコモ | みんなドコモ割 | 3親等以内の家族 | -500円/人 | -1,000円/人 | -1,000円/人 |
au | 家族割プラス | 同居家族 | -500円/人 | -1,000円/人 | -2,020円/人 |
ソフトバンク | みんな家族割+ | 家族・同居恋人・友人・シェアハウスの仲間 | -500円/人 | -1,500円/人 | -2,000円/人 |
※代表的な大容量プラン契約の場合
比較してみると、4人以上の場合にはauの家族割が一番割引額が多いです。
またソフトバンクの場合、戸籍上の家族だけでなく、同居している恋人や友人、シェアハウスの仲間でも割引対象になります。
そういった部分の懐の広さはすごいですね。今の時代にも合っていると思います。
家族割を組む場合には家族や同居人としての証明書の提示が求められますので、詳しくは各通信キャリアのホームページを見てみましょう。
インターネット回線のセット割を使おう
自宅で使うインターネット回線の会社をスマホの通信キャリアに統一する事で、スマホ代にセット割引を受けることが出来ます。
自宅にインターネット回線を引く場合はこの方法が一番安くなります。
各社提供するインターネット回線が異なりますので確認してみましょう。
通信キャリア | インターネット回線の代表例 | 割引金額 |
ドコモ | ドコモ光 | -1,000円/人 |
au | auひかり auスマートポート |
-1,000円/人 |
ソフトバンク | ソフトバンク光 ソフトバンクAir |
-1,000円/人 |
通信キャリアを変えて安くしたい
今使っている通信キャリアから変更するのは少し不安があるかも知れませんが、劇的に料金を安くすることが出来ます。
格安SIMにのりかえる
通信キャリアを乗り換えて料金を安くするなら、間違いなく格安SIMへの乗り換えです。
MMD研究所(Mobile Marketing Deta Labo)が発表した「2019年スマートフォンの料金に関する調査」によると、スマホの月額料金の平均は大手通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用する方では8,451円、格安SIMを利用する方では2,753円という結果でした。
(参考:2019年スマートフォンの料金に関する調査)
大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるだけで、約6,000円近くの節約になります。
また、申し込みもインターネットで簡単に行うことが出来、自宅に届けばすぐに使えるのも便利です。
ただ、格安SIMの多くは回線速度が不安定であったり、実店舗がないためにサポート面に不安が残ります。
格安SIMを選ぶ際は、回線速度の安定性とサポート面の充実度を確認して選んでみましょう。
オススメの格安SIM3選
僕がオススメする格安SIMブランドを3つご紹介します。
・ワイモバイル
・LINEモバイル
・UQモバイル
各ブランドの特徴をかんたんに説明します。
回線安定性とサポート充実のワイモバイル
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドとして展開される格安SIMブランドです。
最大の特徴は、以下の3つです。
- ソフトバンクの自社回線を使用する事による安定性
- 全国1,500店舗以上で充実のサポート体制
- 一回10分以内の国内通話がかけ放題
格安SIMの中でも自社回線を利用しているブランドはほとんどないです。
実店舗が全国各地にあるので、困ったときはすぐ相談に行けるのもありがたいですね。
公式サイトはこちら
SNSデータフリーがスゴイ!LINEモバイル
LINEモバイルは、皆さんお馴染みのコミュニケーションアプリ「LINE」が提供する格安SIMブランド。
最大の特徴は、以下の3つです。
- ドコモ・au・ソフトバンク、大手3キャリアの回線に対応
- LINE・Instagram・TwitterなどのSNSデータフリーオプションあり
- 格安SIMでは珍しい、LINEのID検索・年齢確認が可能!
大手3キャリアの回線に対応しているので、どの通信キャリアからも乗り換えが簡単です。
また頻繁に使う事が多いであろうLINE・Instagram・Twitterなど7種類のSNSがデータ消費なしで使い放題になるオプションが月額480円とめちゃくちゃオトクです。
さらに、基本的に格安SIMではできないLINEのID検索・年齢確認も、同じ会社のラインモバイルなら可能になっています。
一般的に、大手携帯電話会社の回線を借りている格安SIMではLINEの年齢認証を行うことができません。
しかし、LINEが運営している「LINEモバイル」なら、年齢が18歳以上であればID検索を利用することができます。
(出典:LINEモバイル)
公式サイトはこちら
安定性とデータ容量繰り越しが便利なUQモバイル
UQモバイルはauのサブブランドとして展開される格安SIMブランドです。
最大の特徴は、以下の3つです。
- au回線を使用する事による安定性
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能
- 通話なしのデータSIMプランが選べる
こちらもワイモバイルの様に大手キャリアのサブブランドのため、回線速度は安定しています。
また、データをあまり使わなかった月は翌月に繰り越し出来るのがありがたいです!
公式サイトはこちら
まとめ
- スマホ代を安くするには4つの方法がある
- 通信キャリアを変えないなら、プラン・家族割・セット割をしっかり確認しよう
- 乗り換えるなら絶対に格安SIM。オススメはワイモバイル・LINEモバイル・UQモバイル
最近は格安SIMの品質も安定してきています。
大手通信キャリアのまま節約するのもいいですが、思い切って格安SIMに変更することも検討してみてはいかがでしょうか。